JFEピールスティックエンジン
進化する信頼の JFE-S.E.M.T.-Pielstick エンジン!
JFE-S.E.M.T.-PIELSTICKディーゼル機関は、1964年、フランスS.E.M.T.社との技術提携以来、舶用・陸上発電用機関として数多くの製造販売を行い、国内外からの技術の優秀さ、高い経済性、信頼性を得ております。小型、軽量、しかも高出力の中速機関として、舶用主機関、発電用機関として幅広い用途に適合するように堅牢な機関構造および耐久性を有しております。
- シリンダヘッド及び弁類
シリンダヘッドは八角柱形の鋳鉄製で、給排気弁各2個と燃料噴射弁、安全弁、始動弁、指圧器弁が取付られています。排気弁は耐熱鋳鋼製の弁箱と共に組立て
られており、シリンダヘッドを取外すことなく抜き出すことができます。
- ピストン及びピストンリング
ピストンは冠部が特殊鋼製、スカート部がアルミ合金製の組立形、または特殊鋳鉄製の一体形であり、圧縮リング、オイルリングを備えています。また、ピストン頂部はシェーカーアクションを利用した冷却方式を採用し、潤滑油によって強制冷却をしています。
- 燃料噴射機構
燃料噴射ポンプは、シリンダ毎に1基づつ装備されています。カム軸は、ポンプ本体に取付けられた軸受に支持され、燃料噴射時に発生する力が直接架橋に伝わるのを防いでいます。
- シリンダ
特殊鋳鉄製のシリンダライナは、鋳鉄製のジャケットにはめ込まれ冷却水室を形成し、冷却水はこの環状部を通って循環、さらに上部はポアクーリング方式により効果的な冷却を行ないます。シリンダライナの下方は、架構の中をスライドして熟応力を避けるようになっています。冷却水は、ジャケットとライナの問てシールされているので、鋼製の架構は冷却水とは直持触れず、したがって腐食の恐れがありません。また、万一冷却水おが漏れても、クランク室の外に排出する構造になっているので、潤滑油を汚すことはありません。
- 連接棒
連接棒は、クロムモリブテン製鍛造品で、大端部軸受けは主軸受けメタルと同様の軸受メタル、小端部にはブッシュ形メタルがはめ込まれています。潤滑油は、連接棒本体の内部にあけられた孔を通って小端部に達し、その一部は、ピストン頂部を冷却しクランクケース内に戻ります。
- 架構
架構は、一部に鋳鋼部品を便用した鋼板溶接構造もしくは球状黒鉛鋳鉄一体型であり、剛性に嘗んだ構造です。
- クランク軸
クランク軸は、Cr-Mo鍛鋼製の一体形で、各アームにバランスウエイトが取り付け
られています。
- 主軸受
主軸受はハンガータイプまたはボルト締付タイプを採用しています。軸受メタルは、鋼製裏金に鉛銅合金を
鋳込み、この上に鉛錫オーバレイを施しています。
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